楽曲部門
1位 冷たい風と片思い / モーニング娘。'15 :3pts.
忘れないと誓ったヲタがいた。
2位 ENDLESS SKY / モーニング娘。'15 :2.5pts.
「泣くわけないでしょ 泣くはずがない」そう歌いながら流した涙は、道を違えた後悔の念だったのか。
道重卒コンでの「嫉妬」という言葉は憧れと羨ましさ半分、残りの半分は自分への怒りと焦燥だったのだろう。道重が全身全霊をかけモーニング娘。を表現する姿を見て、果たして自分が同じ高みに登れるのか、モーニング娘。のエースとして何が出来るのか、何がしたいのか。そんな終わりのない自問自答の先にある「このままでは何者にもなれないのではないか」という恐怖。卒業発表後に出演した番組でふと漏らした「夢中で探していた筈なのに、それが何だったのか、いつの間にか分からなくなっていた。」の言葉には胸がえぐられる思いがした(飯窪さん的な意味ではなく)。
あれから1年。元気で楽しくやってるようでファンとしては喜ばしい限りである。流した涙が彼女を強くしてくれたと信じて、この曲に1票を投じさせて頂いた。
3位 辛夷の花 / こぶしファクトリー :2pts.
フォーク調のメロディに一瞬どきっとさせられるのも束の間、気がつけばいつの間にか歌の世界に没入している自分がいる。強さと優しさが同居した歌声、グループ名の由来を思わせるシンプルで力強い歌詞、そしてそれらを支える歌唱力が見事なまでの説得力を生む。「2016年」のハロプロ楽曲としては間違いなく最高楽曲といっても差し支えないだろう。
4位 ムキダシで向き合って / モーニング娘。'16 :1.5pts.
イベント映像を見て評価が一変(いや、楽曲的にも、たぶん。)。佐藤、石田をはじめとしたキレのある動きは12期たちに至っても遜色がなく、雌伏の時を経て遂にその足掛かりをつかんだのか。鞘師さん、やりましたよ。貴方のいない娘。は少し寂しくもあるけれど、過去の娘。達も辿った厳しい道をようやく潜り抜け、今まさに結実しようとしています。「スッピンのあなたで 勝負できる?」出来ますとも!!惜しくらむはつんく楽曲ではないことですが、娘。がつんくを卒業したと考えれば本懐なのかもしれません。鞘師、鈴木を失った道重チルドレンたちがしかし今、11人の新しい『モーニング娘。』として完成した、その証左といえる1曲になっているのではないでしょうか。
5位 Dream Road ~心が躍り出してる~ / Juice=Juice :1pts.
可能性という名の雫。Juice=Juice はこれからどれくらいすくい取る事が出来るのだろうか。現在進行形で成長する彼女たちの、まっさらな衝動を綺麗に描き出した一曲。
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