楽曲部門
1位 君という仮説 / アップアップガールズ(仮) :3pts.
多分すべてがうまくいく人生を送っている人なんてほとんどいなくて、誰もが何らかの間違って失敗をして傷つきながらも
自分の居場所や存在価値を見出すために日々を一歩ずつ進んでいるのだと思う。
ハロプロエッグをクビになったアップアップガールズ(仮)を応援したくなるのはまさにそれを具現化したアイドルだからなのだ。
誰にも共感もされないところから、「何か」を求め必死に走り、追いかけ、叫んできてたててきた仮説。
それが7人が作り出してきた小さな伝説であり、そうして彼女たちは奇跡的存在になったのだ。
それを具現化したこの曲もまさに奇跡的存在。
2位 チョット愚直に! 猪突猛進 / こぶしファクトリー :2.5pts.
ハロプロの楽曲をハロプロの楽曲としている由縁とは、作詞作曲をしているつんくさんの功績だけではなく、脇を固める編曲者の功績もあると思う。ヒャダインっぽさを感じながらもハロプロの楽曲として納得できるのは、ヒャダイン自身のハロプロへの敬意だけでなく、編曲者の鈴木俊介の功績が大きいと思う。
3位 パーリーピーポーエイリアン / アップアップガールズ(仮) :2pts.
まずパーリーピーポーとエイリアンを合わせて「パーリーピーポーエイリアン」という言葉を作った時点ですごいと思う。そしてハラキリとゲイシャとテンプラを合わせて「ハラキリゲイシャのテンプラ」で神ってると思う。
4位 恋はマグネット / カントリー・ガールズ :1.5pts.
この曲はwinkっぽいとか80年代アニメのエンディングっぽいと言われることが多いが、僕は2000年以降のUSインディーの一角であるドリープポップに対する日本のアイドル界からの回答だと思う。
5位 大人の事情 / NEXT YOU :1pts.
こんな歌をアイドルに唄わせるなんてずるい。僕たちが彼女たちをアイドルでいてほしいという願いが、もしかしたら彼女たちを苦しめているのではないだろうかと思わされる。でも何回も聞いていくうちに大人の事情と思っている事情はアイドルでいたいという彼女たちの事情でもあることに気づかされたときにこの曲の味わいが深くなった。
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