楽曲部門
1位 大器晩成 / アンジュルム :3.0pts.
中島卓偉×鈴木俊介による原点回帰とも言えるような赤羽橋ファンク。グループが抱えていた「スマイレージはいつもこうだ」現状や非つんく♂曲での不安を見事ぶちぬいてくれました。 メロディの構成こそ単調ですが、編曲による複雑に重なる音とメンバー&卓偉コーラスのグルーヴが圧倒的な出来です。
2位 乙女の逆襲 / アンジュルム :2.5pts.
ストリングスが効いたサウンドゴリゴリEDMかと思えば、後半に突然と挟まるワルツ調。この脈絡のなさ、まさに乙女。今までにない児玉雨子によるゆとり世代女子の逆ギレにも近い語りと「そういうあいつ」にそこはかとないつんく♂イズムを感じました。一番サビ終わりのヒステリックな田村さんの高音と中西さんの低音のハモりもキマってます。
3位 テーブル席空いててもカウンター席 / ハロプロ研修生 :2.0pts.
名盤との呼び声高い『① Let's say “Hello!”』の中でもこの曲が圧倒的にブッ飛んでます(誉め言葉)。つんく♂お得意の初期ベリ、初期スマのような甘酸っぱいJC、JKの恋愛曲のなかに現れる「ワンちゃんならおしっぽグルグルだよ」という迷パンチラインも神がかり的。
4位 スカッとMy Heart / モーニング娘。'15 :1.5pts.
マークロンソン「UpTown Funk!」の影響もろの80'sファンク。「誰かのせいにしない」、「褒められたい」など歌詞面でもつんく♂調全開だが、鞘師さんの「運命チキだなんて」がよりらしさを加速させています。やっぱりモーニングにはミラーボールでしょ!
5位 Crying / ハロプロ研修生 :1.0pts.
「付き合っていた彼」=「研修課程を終えた子」とメタ構造気味な歌詞に爽やかなロックチューンがよりエモーショナルに響く楽曲。「なんにも怖くない毎日だった」、「うちらを中心に世界があった」など根拠もない女子中高生特有の「最強」感が溢れてます。最高。
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