第14回ハロプロ楽曲大賞'15 >> 個人ページ なりひら@bboy_bungaku

投票者情報


ニックネーム:なりひら@bboy_bungaku


サイト:檸檬思想


楽曲部門


1位 大器晩成 / アンジュルム :3.0pts.
  中島卓偉×鈴木俊介による原点回帰とも言えるような赤羽橋ファンク。グループが抱えていた「スマイレージはいつもこうだ」現状や非つんく♂曲での不安を見事ぶちぬいてくれました。 メロディの構成こそ単調ですが、編曲による複雑に重なる音とメンバー&卓偉コーラスのグルーヴが圧倒的な出来です。
2位 乙女の逆襲 / アンジュルム :2.5pts.
  ストリングスが効いたサウンドゴリゴリEDMかと思えば、後半に突然と挟まるワルツ調。この脈絡のなさ、まさに乙女。今までにない児玉雨子によるゆとり世代女子の逆ギレにも近い語りと「そういうあいつ」にそこはかとないつんく♂イズムを感じました。一番サビ終わりのヒステリックな田村さんの高音と中西さんの低音のハモりもキマってます。
3位 テーブル席空いててもカウンター席 / ハロプロ研修生 :2.0pts.
  名盤との呼び声高い『① Let's say “Hello!”』の中でもこの曲が圧倒的にブッ飛んでます(誉め言葉)。つんく♂お得意の初期ベリ、初期スマのような甘酸っぱいJC、JKの恋愛曲のなかに現れる「ワンちゃんならおしっぽグルグルだよ」という迷パンチラインも神がかり的。
4位 スカッとMy Heart / モーニング娘。'15 :1.5pts.
  マークロンソン「UpTown Funk!」の影響もろの80'sファンク。「誰かのせいにしない」、「褒められたい」など歌詞面でもつんく♂調全開だが、鞘師さんの「運命チキだなんて」がよりらしさを加速させています。やっぱりモーニングにはミラーボールでしょ!
5位 Crying / ハロプロ研修生 :1.0pts.
  「付き合っていた彼」=「研修課程を終えた子」とメタ構造気味な歌詞に爽やかなロックチューンがよりエモーショナルに響く楽曲。「なんにも怖くない毎日だった」、「うちらを中心に世界があった」など根拠もない女子中高生特有の「最強」感が溢れてます。最高。

MV部門


1位 愛おしくってごめんね / カントリー・ガールズ :3.0pts.
  冒頭10秒、後頭部を強くブッ叩かれました。可愛さは人を殺すということを強く感じるMV。うたちゃんうたちゃん。
2位 わたし / アンジュルム[福田花音] :2.0pts.
  要所に執拗なまでに感じるマロテスクっぷり(流し目、ドヤ顔など)にニヤけること間違いなし。シンデレラの生まれ変わりを自負していた福田さんならではのMV冒頭、終わりの演出はベタベタだが少しホロっと来るものが。
3位 乙女の逆襲 / アンジュルム :1.0pts.
  樹木をイメージした振り付けや洋館のような撮影場所、純白のドレス風衣装に見え隠れするリリウム感。「ギラつく瞳」で本当にギラついている室田瑞希、口を閉じずニコニコしっぱなしの相川茉穂、アダムスファミリーに出てきそうな静淑な美少女佐々木莉佳子、と三者三様な三期の魅力も素晴らしいです。