楽曲部門
1位 CHOICE & CHANCE / Juice=Juice :4.0pts.
Juice=Juiceの「第2章」の幕開けを告げた曲。220ツアーの初日に観た時の初期衝動が忘れられない。
ジェフ・ベックの「STAR CYCLE」を思わせるようなギターリフとブレイク時の転調が耳に残るインスト、そこに今年アイドル界隈で話題となった朝井リョウの小説『武道館』のストーリーへの返答、また武道館単独公演を実現させるためという当時無謀とも言われた220公演へ踏み出す覚悟を匂わせるかのような、ハードな歌詞を乗せているのがとても印象的。
初見で歌詞を聴き取った瞬間に『武道館』とリンクしているのかもと感じたものだが、まさか4か月後にその小説の地上波ドラマ化が発表され、Juice=Juiceがその物語の主人公のアイドルグループ「NEXT YOU」を演じることになろうとは想像も付かなかった。
そういう意味でJ=Jファミリー(ネクス中毒)としては、運命を感じずにはいられない楽曲。
2位 Wonderful World / Juice=Juice :3.0pts.
年初めは新しいグループ、リニューアルしたグループの勢いに押され気味で、なおかつ終わりの見えないライブツアーで、些か停滞感を感じさせられていたグループに、一気に幸せを運んできてくれた曲。
今年4月のJuice=Juiceのオリコン1位は、ラグビーW杯の日本代表が南アフリカ代表を破ったのに近いくらいの今年の「ミラクルな」出来事、ジャイアントキリングだったと思っている。
もしこの楽曲のオリコン1位がなかったら、ハロコンや生タマゴShowのラストナンバーを飾ることもなかっただろうし、Juice=Juiceの1stアルバムも盛り上がらなかったであろうし、ましてや地上波のドラマで主演することもきっとなかったはずだろうし、グループの形態も今とは違うものに変えられてたことだろう、と想像できる。そういう意味でもこれもまた運命的な楽曲。
3位 Magic of Love (J=J 2015 Ver.) / Juice=Juice :1.5pts.
ハロプロの楽曲カバーに新たなスタンダードを作ったとも言える。
4位 生まれたてのBaby Love / Juice=Juice :1.0pts.
とくに2コーラスめの220ツアーとその先の武道館への決意が見え隠れして思わず感情移入してしまう歌詞とグルービィな松井寛アレンジが素晴らしい。
5位 未来へ、さあ走り出せ! / Juice=Juice :0.5pts.
220ツアーへ覚悟を決めて一歩踏み出したJuice=Juiceのさわやかな決意を感じた曲。
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