第14回ハロプロ楽曲大賞'15 >> 個人ページ KKT

投票者情報


ニックネーム:KKT


サイト:鉄よりつよいもの。


コメントページ:外部のサイトにリンクします


楽曲部門


1位 今すぐ飛び込む勇気 / モーニング娘。'15 :4.5pts.
  娘。の曲にしてはアクのない曲で、そこに物足りなさや娘。らしくないと感じる方もいると思います。しかし、そのアクのなさがいまの娘。'15の13人のまっすぐさと重なって、苦悩や挫折、嫉妬といったビターな感情を歌いながらもこの上なく正直で透明な曲になったと思っています。メロディの流れの中での自然な転調も心地よく、ギターを中心としつつもエフェクト処理で生っぽさを抑えたサウンドが娘。さんたちの声のエモーションを浮き立たせ、つよく訴える力を生み出していると思います。
2位 夕暮れは雨上がり / モーニング娘。'15 :2.0pts.
  失恋(と、それに象徴される別離、喪失)の歌ではありますが、歌詞はそれを越えて一歩を踏み出す「決意」を感じさせます。イントロからAメロ冒頭でメジャー感の明るさをほの見せるサウンドも歌詞のイメージを後押ししているよう。サビで使われるスケールから外れたピアノの音は決意をしても襲い来る不安を象徴するようで、だからこそ最後の「未来へ」とそのあとに続くフレーズにさまざまな想いを感じます。
3位 ドンデンガエシ / アンジュルム :1.5pts.
  投票対象期間にリリースされた曲の中では個人的にもっとも「ハロプロっぽくない」感じのした1曲。それがアンジュルムの声で歌われることでほかのジャンルではない「アンジュルムの曲」になっていると感じました。ユニゾンの力強さはアンジュルムならではだと思います。ベースは5弦ベースを使っていると思うのですが、巧みに低音を使ったフレーズの組み立てが気持ちいいです。
4位 次の角を曲がれ / ℃-ute :1.0pts.
  本来カバー曲ではありますが、℃-uteと作詞・作曲者である中島卓偉さんとのある種のコラボレーションにもなっているように感じます。生楽器を中心としたサウンドに卓偉さん自身によるコーラスワークで広がりが加えられたサウンドが℃-uteのボーカルと溶け合ってひとつの音となっているようで実に魅力的です。
5位 こんな愛しちゃ / 吉川友 :1.0pts.
  「出会いによって変わっていく自分」を歌う、切なくもあたたかなミディアムナンバー。吉川さんのシンガーとしての魅力が堪能できる1曲だと思います。相手との関係を具体的に描写せずに想像させる歌詞に巧さを感じます。“帰りたくないよ。あぁ、私は、 あなたのいない思春期なんか。”という歌詞の一節にはやられました。

MV部門


1位 今すぐ飛び込む勇気 / モーニング娘。'15 :3.0pts.
  セット撮影のシンプルな構成ですが、閉鎖的な空間の中で歌う娘。さんたちの姿は、この曲が歌う「内面の葛藤」とそこから放たれようとする「意志」を感じさせ、曲の世界をヴィジュアルとして的確に表現していると感じています。無機的なセットの中で娘。さんの存在が浮かび立つのもサウンドにマッチしています。また個人的にこの曲は1番と2番で視点が違うように感じているのですが、最後でポーズの異なる娘。さんの姿が切り替わるのがそのふたつの視点を象徴しているように思え、その点でも曲を世界を表現しているように思っています。
2位 ドスコイ! ケンキョにダイタン / こぶしファクトリー :2.5pts.
  実際の学校を使ったロケ撮影で、こぶしファクトリーのメンバーは走り回るしそれを撮影するカメラもひっきりなしに動き回っているしで、ひじょうに動きがあって映像に引き込まれます。メンバーの多彩な表情も楽しめコミカルな味付けもあり、曲の持つインパクトに負けないつよい印象を残すミュージックビデオに仕上がっていると思います。
3位 夕暮れは雨上がり / モーニング娘。'15 :0.5pts.
  このミュージックビデオに関しては、曲のエンディング、ピアノを引く身振りからそのままサヨナラと手振りになる佐藤さんの姿、理屈抜きに惹きつけられたその一点への投票です。

推しメン部門


保田圭
  おそらくこの先もたぶん変わらないし変わりようがない、私にとっての基本です。