楽曲部門
1位 大器晩成 / アンジュルム :5.5pts.
サウンド、歌詞、影響力、タイミングのどれもが突出して素晴らしく、今年1番聴いたので1位に選出。
大器晩成ではなく今、成功したいのだという強い意志が込められた本作、歌詞に呼応するように冒頭はサビで始まり、AメロからBメロを持たずにサビに繋げる構成が強烈な高揚感を生み出している。
ハロプロ流のファンク=赤羽橋ファンクとしてハロプロの枠を越えて広く知られることになり、新規のファン獲得にも一躍買った点も評価すべき点。レコーディング映像の公開なども多方面へのアピールに繋がった。
スマイレージが波乱万丈な活動を続けてきたこと、即戦力の3期が加わりアンジュルムに改名、さらにこの曲が4期メンバー加入の呼び水となった事も踏まえると、運命の力が作用しているとしか思えない、まさに奇跡的楽曲。
2位 臥薪嘗胆 / アンジュルム :2.0pts.
アンジュの四字熟語タイトルの波状攻撃第2弾は、大器晩成に引き続いての高速ファンクチューン。新体制となって9人の個性がバランスよく作用し、歌割も偏ることなく、振り幅の大きい表現が出来ていると感じたので2位に選出。
3位 念には念 / こぶしファクトリー :1.5pts.
今年結成された新ユニットのデビューソング。70年代ロック然としたギターリフに強いパワーを感じさせる一曲。唸るように歌い上げるダイナミックさもゾクゾクさせてくれる痛快なナンバー。最初に聞いた時のインパクトとその後の話題性はデビューノプレッシャーをはねのけるのに十分なものでした。
4位 カクゴして! / アンジュルム :0.5pts.
対象期間の終わり際にやってきたアンジュルムのアルバムトラック。
ダンス☆マンのアレンジが往年のハロプロアティテュードを感じさせてくれるディスコファンクチューン。非つんく曲ながらも、随所に「つんくイズム」が散りばめられており、つんくイズムを最も表現していると言っても過言ではないグループに最適の曲なので選びました。
5位 Crying / ハロプロ研修生 :0.5pts.
アップテンポな曲調に印象的なギターが絡む一曲。切なさをそそるメロディと女子高校生を主人公にしたと思われる歌詞が胸を打つ。つんくさんがこの詞を書いたであろう頃、病気で苦しんでいた最中にあったのかと思うと感情が溢れだしてしまう。このような曲を研修生に宛てたということが大変意義深いので選出。
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