楽曲部門
1位 愛おしくってごめんね / カントリー・ガールズ :3.5pts.
昨年の大晦日に受けた衝撃。とにかく可愛すぎる。かつてのカントリー娘。を見ていた身としては完全にみくびっていた。どうせ娘。に落選したメンバーと後がない研修生歳上組の急造グループ。そう思っていた。
その先入観をたったの一曲で完全に変えてしまった。未来の見えなかったグループが未来しか見えなくしてしまった のだから。
上半期はとにかくごめんねポーズ。メンバーもヲタもこれさえやれば許してくれるような雰囲気になっていた。それくらいこの一曲には力があった。
曲も最近のハロプロにはなかった6~70年代のオールディーズを感じさせる、シンプルだけど癖になる感じ。6月のゴタゴタで封印されたが、新メンバー加入でまた復活してくれることを心から願いたい。
2位 Ça va ? Ça va ? (サヴァサヴァ) / Juice=Juice :2.5pts.
昨年フラメンコやタンゴなどの曲調に挑戦したJuice=Juice。しかしハロプロの伝統ともいえるメジャーデビュー後の推し期から干され期に突入してて、表立った活躍はなく、ハロプロの中でも目立たない存在になっていた。
しかしそこで腐ることなくしっかりと力を付けていた。ミュージカルを経て歌唱力の向上。特に後列だった宮崎植村の成長は顕著で、今ハロプロで一番歌えるグループにまでのしあがってきた。
そんな折りに出した今年唯一のシングル。フレンチポップというよりも7~80年代歌謡曲、それよりMi-keの想い出の九十九里浜を思い起こさせる曲調は癖になる。WonderfulWorldが王道ならこちらは邪道。でも邪道な曲も似合ってしまうのが今のJuice=Juiceなのだろう。
3位 愛・愛・傘 / Juice=Juice :2.0pts.
今年初夏のライブツアー。後方からで殆ど見えず、発売前のアルバム曲中心で正直微妙な2時間弱だったが、この曲だけはとかく印象に残ってた。
その後ハロステでアップされた動画をもう何回見たことか。作曲の中島卓偉曰くスウェディシュポップだが、自分の中でスウェディシュポップといえばABBAやACE OF BASEだったのでピンと来なかったが、カーディガンズをモチーフにしていた模様。
この手のしっとりとした曲調を見事に歌い上げる今のJuice=Juice、注目しないと本当に損をする。10月のホールコンではプロジェクションマッピングを上手く使って更なる可能性を示した。この曲をとにかくライブで聴いて欲しい。感じて欲しい。
4位 我武者LIFE / ℃-ute :1.0pts.
正直なところジャパニーズレゲエってのが苦手。なんかその軽い感じが特に苦手。だから℃-uteと湘南乃風がコラボすることには拒否反応を示していた。
しかし曲はしっかりとしているし、何より歌詞に泣かされた。様々な紆余曲折があった中、10周年に向かって突き進む℃-uteの集大成みたいな歌詞。かえってベタベタになりすぎな感は否めなかったが、ライブで彼女たちの歌に変換するとやはり涙無しでは聴けなくなった。とかく間奏→CメロDメロ→落ちサビの流れは秀逸。これだけ素晴らしいと逆に安売りしてほしくない気持ちも。
5位 GIRLS BE AMBITIOUS / Juice=Juice :1.0pts.
今年娘。、ベリキュー、アンジュ、J=J、カントリーと一通りのライブを観てきたが、純粋に満足度が一番高かったのはJuice=Juiceのライブ。特にアルバムを引っ提げてからの彼女達のライブは見ないと損するレベル。
その中で今やライブのキラーチューンになったこの曲。ストレートなアメリカンロックは聴いてて気持ちいい、感じて気持ちいい。ハロコンでアルバム曲であるこの曲で盛り上った時はしてやったり感があった。
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